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2005年10月30日

珈琲はささやく

「クープグラス」の恩恵を受けた「ポーカプチーノ」のセカンドエディション。
そんな位置付けになりそうなコーヒー主体のケーキ「イザベラ」。

タルトを土台にヘーゼルナッツ入りコーヒーガナッシュ、コーヒーシャンティ、コーヒー風味のメレンゲ。カットされ散りばめられたヘーゼルナッツは今やパリセヴェイユの必須アイテム。

コーヒーのガナッシュは口の中でゆっくりと溶け、カカオとコーヒーの香りを徐々に広げていく。ガナッシュの甘さが抑えられているので、その香りや苦味を一口一口ゆっくりと味わうことができる。中にあるヘーゼルナッツの食感と香ばしさを楽しみながら。
こういうガナッシュはさすがパリセヴェイユだな~って感心させられる。
コーヒーシャンティはあんまり覚えていないが、メレンゲは反対に甘いコーヒー味なので、時折これをかじって優しい甘さを。

ところで“イザベラ”って名前が活発で才気ある女性って感じ。勝手なイメージだけど。

ケーキの名前を考えるときとはどんな心境なのだろう。名前と値段を決められた後、そのケーキはショーケースに並べられ人々にさらされる。もちろん売れると確信したうえで売り出すのだろうが、その売り出されたケーキを審査するのは我々消費者。当然売れないものは淘汰され消えてゆく運命。
となると、こういう人の名前を用いている場合って特に覚悟がいりそうな気がする。
それだけ愛着が湧くだろうから。

2005年10月27日

The Big Two

季節柄運搬が難しい、との事で前回のフードショー出店時には無かった「ムラング シャンティ」。
気温も低くなり運搬事情に支障が無くなった為か、今回やっと買うことが出来た。

メレンゲの上に、キャラメルソースがかかったキャラメルクリームがのっている。
キャラメルの苦さを強調したクリームと、それよりも更に苦いソースはどちらもコクがあって美味しい。
ただ、以前食べたオーボンビュータンの「メレンゲシャンテリー キャラメル」の方がもっと苦く私の好みでもあるが、それに次ぐ美味しさである。
ご覧の通りかなりのボリュームだが、甘みを抑えているのでこの量でも問題ない。
メレンゲはサクサクとした軽い仕上がり。
オーボンヴュータンのザックリネッチリとした食感とは対照的だが、どちらも好きなので甲乙つけ難い。

キャラメル&メレンゲの二大巨頭確立決定。

2005年10月25日

Dessert such as a Hors D'oeuvre

タルトにレモンクリーム、バジルソース、メレンゲ、プチトマト。
鮮やかなグリーンのバジルソースと赤いトマトの組み合わせがまさにアート。
まるでオードブルとデザートが結合して生成されたようなケーキ。そりゃ最初を飾る前菜と最後を飾るデザートの血を引いているわけだから想像しただけでも凄さがわかるだろう。
って、毎度ながら意味不明でごめんなさい。

相変わらずイートインの為、画像は無し。
なので、リンクしているNTさんのサイトに素敵な写真があったので御覧頂きたい!
この画像を拝見してからずっと食べたくてしょうがなかったのだ~。

“プロヴァンサル”というくらい、トマト、ハーブを使用したプロヴァンス風の味付けのケーキ。
バジルソースが薄く表面に塗られており、口に入れるとバジルが香る。
バジルはレモンクリームの味にほとんど影響せず、香りのみと言ってもいいくらいで、基本的にはタルトシトロンと同じ。
プチトマトは全く違和感無し。バジルといえばトマトってくらいの相性だから当たり前か。

後味が清々しいは野菜だからだろうか?
最後に食べたプチトマトがそうさせたのかも知れない。

自分なら普通のタルトシトロンより、こっちを選ぶかも。

2005年10月24日

適正価格

前日急に決まったイデミ行き。
日曜日のイデミだなんて絶対混んでるよなーと思ったが、待たずに座ることができた。
待つこと自体苦ではないが、ウエイティングスペースのない所で待つのは苦手なのだ。
他の人の迷惑にならないような立ち位置を探すのに苦労したり、商品を見ながら店内をグルグル回るのも限度がある。

相変わらず店内撮影禁止の為画像はないが、実際の姿はさわさんの「A LA CARTE」からどうぞ。
「パレ ノワール」はチョコレートガナッシュを詰めたタルト。
シナモンパウダーをふりかけた生クリームと、飾り付けで2種類のチョコレートが添えられている。
タルト生地はそれほど厚みがなく、ナイフがスッと入る。
だからといって焼きが甘いのではなく、硬すぎると感じる手前の段階で丁度いい。
ザックリとしていて、改めてレベルの高さを認識した。
チョコレートガナッシュも美味しい。
甘さを抑えているが、濃厚で深い味わい。チョコレート本来の魅力が伝わってくる。
濃厚なチョコレートは大好きだが、時々喉が焼け付くようなものがある。
そういうものは嬉々として食べ始めるが、大抵途中で飽きてしまい完食が難しい。
「パレ ノワール」は勿論そんなことはなく、口の中でじんわり風味が広がり後味もいい。
小さめのサイズだからか、飽きることもなかった。
いや、たとえ大きくてもこれなら平気だろう。
添えられている生クリームと一緒に食べても美味しいが、個人的にはタルトだけで楽しみたい。
2種類のチョコレートは、フォークで取ることが難しいほど薄く、唇に触れただけで溶けてしまう。

ケーキはこんなに美味しいのに、どうして飲み物は同等じゃないのだろう。
価格を下げて欲しい、のではなく価格に見合った質にして欲しい。

相乗効果

最近はチョコ系ばかりだったので、たまにはこういうシンプルなものを食べたくなり購入。
タルトの上にはジャムがたっぷりかかっている苺、中にカスタード、生クリーム。

なんと言ってもこの“苺+苺ジャム”だろう。
苺そのままの水分ももちろん旨いが、それに苺ジャムが一緒になれば旨さは二乗に。ジャムが苺の旨さを最大限に引き出してくれる、言わば眠っている力を引き起こすような、そんな役目を果たすのである。って最長老様か。
苺のタルトといえば、もちろんこれだろう。

「タルトレット オ フレーズ」エーグルドゥース

また、普段生の苺を食べるときも、練乳ではなく苺ジャムを添えてみて食べてみて欲しい。マジ旨いから。もちろん勧めるはフェルベールのジャム!

2005年10月20日

原材料:ミルク 砂糖 コーヒー

エーグルドゥースのケーク6種類目。
濃い目の色合いが美味しそう。

確かに美味しかった。
コーヒーの味はあまりしなかったけどね。

微かに伝わるコーヒー風味。苦味よりも甘さが目立つ。
といっても勿論激甘ではなく、僅かながらも最後に苦味が来るので後味はいい。
生地もしっとりしているし味自体は美味しいので、コーヒーを求めなければ良いだけのことだ。
これならコーヒーが苦手な人も平気だろう(立証済み)。

アップダウン

ミルクチョコムースとホワイトチョコムース2階建て。中央にはラズベリーが隠れてる。
ラズベリーとチョコの組み合わせって最初は違和感あったんだが最近は慣れてきた。むしろ、美味しいと感じることも。成長したんだな、自分。

こちら購入は渋谷の東急フードショーにて。
ナオキはフードショーならではのショップという存在になりそうだ。
しかしながら、最初は飛ばしてたのに最近はなんか冴えないショップばかりだなー、かつてのフードショーに結局逆戻りかよー、と気分は萎え、足も遠ざかり気味に。
と思いきや、本日より東急フードショーはパリセヴェイユとデフェール。

もう少し砂を均して欲しい…

ひも

チョコと紅茶のブリュレの組み合わせのタルト。
その上にはパリパリの…、また出た、なんだろう?パリパリのもの。

この日は雨だった為か、タルトは少々しんなり気味。
これも温めればよかったかな。(最近甘くて温かいものに飢えてるらしい…)
チョコの味と紅茶の風味っていつも思うんだが相性が良いよね。
紅茶の後味がサッパリしてるから、フォークがどんどん進む。

結局チョコ系ばっかり買ってしまったが、レピキュリアンは好印象。

また行きたい。

ところで「ジゴロ」はフランス語で女に養われて生活する男、いわゆる“ひも”という意味。
なぜそんな名前をつけたのだろうか。すごく気になる。
ある意味ケーキ屋の主人は奥さんに助けられる部分が多いということか?
にしては表現がよくない。謎だ。きっと深い意味があるに違いない。

2005年10月18日

4番目の類似

ショコラムースで、中はピスタチオのムースとラズベリーソース。
見た目も中身も定番中の定番といったところ。
ピスタチオは優しく、ラズベリーソースがしっかりしたアクセント。
一口しか食べてないが、美味しい仕上がりだった。

今までの類似品を並べると・・・

・「アンブロワジー」イデミ スギノ
・「アルパジョン」ル・パティシエ・タカギ
・「ノワール」シェ松尾

似ているものはたくさんあったのだが、中身まで同じっていうのが意外に少ない。
しかし、どれも★2つ以上。
それだけ外れがないってことか。

甘いものには蓋するな

フルーツグラタンって言葉になんかワクワクする自分はお子様感覚?
「スフレ」を食べると意気込んでたのに、あっさり変更。
グラタンは好きである。ええじゃないかええじゃないか!

こんがり焼き色のついたものの中にブラックベリー、ラズベリー、洋梨、ブルーベリー等が潜んでいる。画像では見えないが上には自家製チョコのアイス、その上にはパリパリの…、なんだろう?パリパリのもの、という構成。もちろんイートインのメニューだ。

グラタンと聞くとあの重いホワイトソースを思い浮かべるので、スプーンを入れたときの無抵抗さに軽く意表を突かれた。それはおそらくメレンゲで、グラタンのホワイトソースとは全くの正反対のフワフワな口当たりでとても軽い。口に入れた瞬間に溶けてしまうという程に。

添えられた自家製チョコアイスは、溶けかかったというより、溶けて液状になっていたのが残念であった。なんでかって、チョコアイスの上にパリパリで蓋をしているおかげで、蒸状態。これじゃすぐに溶けるだろうよ。温かいものと冷たいものの組み合わせというイートインの醍醐味が…台無し。

グラタンに潜んでいる温かいベリー達。これが意外に旨いので驚いた。フルーツは熱で軟らかくなっていて、口に入れると溶けてほわ~~っと、冷たいときにはない強い酸味と広がりを感じられるのだ。甘味と酸味の融合というよりはベリー類の酸味がかなり勝っていて、食べ終われば温かいフルーツのみを食べたという感覚になるのだが、フルーツ主体のグラタンなのでそれはそれでいいのかもしれない。それに温かくて酸っぱいってクセになりそうな味覚。

それだけに、蓋さえしてなければ、、、と悔やむばかりである。

店員さんはとても親切に丁寧に応対してくれた。
しかし、店内にドリンクのメニューはあってもケーキのメニューが無いってどういうことなんだろうか。店の外にある黒板を見に行かなきゃならないなんて、、、不親切じゃね?
デザート名くらい書かれた紙を置いてくれたって、ええじゃないかええじゃないか!

2005年10月17日

近くにいて欲しい

ルバーブは最近見かけることが多くなったが、ミラベルとは珍しい。

甘酸っぱいミラベルに、ホロっと崩れるタルト生地。
美味しいんだけど、いまいちはっきりしない。
ミラベルとタルトが馴染んでいないわけではないが、ピタッとあてはまるものが見つからずもどかしい感じ。

このもやもや感は何?
と考えているうちに全部食べ終わってしまった。

一緒に買ったクイニーアマンは美味しかった。
遠くのアテスウェイより近くのレピキュリアン、かな。

2005年10月16日

私の為にありがとう

ショーケースの中に並ぶ沢山のケーキ。
選んだのはその名も「エゴイスト」。

「エゴイスト」はピスタチオとチョコレートのババロア。
その上に、カスタードクリームと洋梨のコンポートが乗っている。
滑らかなババロアは、適度な弾力を持ちつつも口解けがいい。
ピスタチオの風味はあまり強くないが、ピスタチオに興味は無いので個人的には問題ない。
その分、チョコレートババロアをじっくり楽しめる。
全体的にババロアは甘さ控えめだが、カスタードクリームとコンポートで程よく甘さを補っている。
しっかりと味が染み込んだ大き目のコンポートは、シャキッとした食感も残っているので、それだけ食べてもかなり満足できるはず。

最近食べたケーキの中では比較的小さい。
だが「自分大好き」な私には、名前・味・サイズ共々ぴったりなケーキだった。

2005年10月15日

MAJORITY RULE

事前調査によればこの「ポンムレピキュリアン」は好評らしい。
この時季になるとりんごものが無性に食べたくなるので、期待しまくりで2つ購入。
自分は アップルパイ>タタン であって、特にシナモンの利いたアップルは大好物だ。

パリパリの薄い皮の中にクレームダマンド、クレームパティシエール(カスタード)、煮たりんごをを入れた焼菓子。
せっかくなので、温めてから食べることに。徐々にパリパリの部分の砂糖が焦げてきて香ばしい香りが充満。くんくん、これは期待の香りが押し寄せてる!

ティッシュをクシャクシャに丸めたような(しかも汚れてる)外観からは想像できないが、このバリバリとした食感と、中身のしっかりとした甘さ、りんごの微かな酸味がとてもいい具合。
「甘さがしっかりあるところがいい」「パリパリがいい」と、5とゆうたんはかなりお気に召したご様子。
一方自分といえば、、、うーむ、甘さもいいし、パリパリもいいけど…、期待しすぎたのか、少し自分の思っていたのとは違っていた感が否めない。
角切りのりんごだったせいなのか、りんごの印象が薄いのだ。
もっとりんごりんごしている方が好きなのである。

しかし二人の意見を反映させて★2つ。

今のところ、りんごものは以下のピザ風の2点が好きだ。
・「りんごのタルト」オ・グルニエ・ドール
・「タルトフィーヌポンム」パティスリー スリール

2005年10月14日

鬼灯

忙中閑あり。
朝8時から仕事したんだし、と早めに切り上げて吉祥寺へ向かう。
今回は念願のレピキュリアンへ。

祝日の午後2時半、空いていた席が次々と埋まっていく。
ここはイートインメニューが安い。全体的に7~800円位だったと思う。
テイクアウト用にチョコレート系のケーキを選ぶから、と思いつつも注文したのは「温かいタルトショコラ自家製バニラアイス」。

画像ではわかり難いが、右奥にあるのがメインのタルトショコラ。
洋梨のコンポートとブルーベリー、フランボワーズがフルーツソースと一緒に添えられている。
焼き菓子が美味しいお店、の評判通りタルト生地はサックリしている。
温かいという形容詞から、フォンダンショコラのように蕩けるものを想像していたが、
チョコレートが流れ出すこともなく、単にタルトを温めただけのものだった。
濃厚なバニラアイスと一緒にするのは難しく、結局タルトとアイスは別々に食べた。

タルトショコラの手前にあるオレンジ色のものは、食用ほおずき。
そういえば、こちらの金子シェフが食用ほおずきを使い始めた、という話を聞いたことがある。
オレンジ色をしているが、見た目も、半分に切った断面図もプチトマトみたい。味も似ている。
珍しさもあるが、タルトショコラよりほおずきの方が印象に残っている。

700円のほおずきを食べに来たという結果となってしまったが、全くネガティブな気持ちにはならなかった。
ショーケースが見える位置に座っていたので、目の前のデザートよりもそっちの方に気を取られていたからである。
迷うほどある焼き菓子のことも考え出すと、ネガティブになるのが勿体無い。

はやりんはイートインメニューのスフレに興味を持っていたけれど、次はプレートデザートよりも普通にケーキを食べようと思う。

2005年10月13日

我買う故に我在り

チョコレートマカロンとビターチョコレートムース。
パッションフルーツのクリームとゼリー。
甘さと酸味の組み合わせ。

土台がマカロン、とあったがクッキーに近い。
とはいえ、これはこれで勿論美味しい。
サックリとしていて、ホロホロ崩れるような食感。
ビターチョコレートムースは、ビター特有の苦味だけが目立つこともなく、甘さとのバランスが素晴らしい。
瞬間的ではなく、静かに、だが確実に広がる美味しさ。
その慎ましやかさ故、決して軽くはないムースなのに全く飽きない。
「バブル・ショコラ」の濃厚さも好きだが、「トリュック」のようなものも捨てがたい。

パッションフルーツのクリームとゼリーも、しっかり酸味が効いている。
基本的に「甘い」と「酸っぱい」の組み合わせは苦手(甘酸っぱいのは好き)だが、
チョコレートムースの甘さが目立たないので、一緒に食べても全く平気だった。
ゼリーが程よい硬さだったのもいい。

買った時は分からなかったが、暫くしてからこのケーキが900円だと知った。
値段にも気がつかず、苦手な組み合わせのケーキを買うなんて、ラウンジでの高揚感が何かを狂わせたらしい。
夢中になるとブレーキが利かなくなる私、それを改善するつもりは今のところ無い。

2005年10月12日

solid or liquid?

ダージリンクリームのタルト。
密度が高くもちっとしたクリームだが、思ったほど紅茶の風味はしない。
サックリとしたタルト、キャラメリゼしたヘーゼルナッツ、クランブルは美味しい。

単調な味、決してミニではないサイズにまたひと苦労。
紅茶ものって難しい。
食べるより飲め、ってことか。

2005年10月11日

なんか物足りない

フランボワーズのタルトはよくあるけど、グロゼイユのタルトって見たことないし食ったこと無いので購入。

どっさりグロゼイユを散りばめ、ゼリーのようなもので固めている。
このゼリーのようなもので固めていることにより、タルトとの一体感が得られ、そして何より食べやすくなっている。
プツッと潰して返り血を浴びる、ということもなく汚さず綺麗に食べることができた。
うーん、フォークの先で一つ一つプツッって刺すときの弾けるか弾けないかのスリルが快感だったりするんだけどね。

「なんか物足りない」

グロゼイユ、この顔をしかめたくなるような渋みや酸味はいいのだが、風味がイマイチ。
それに比べてタルトの王道、フランボワーズにはしっかり風味がある(食べ比べるとその差は歴然)。
これがあまりグロゼイユが主役にならない理由なんだろうか。
あ、もしかしたらゼリーのようなものに何か補うものが入ってたのかもしれない。気づかんかったけど。

2005年10月09日

Jr.

アンジェリーナのモンブランに似ているが、違いが三点。

- サイズが小さい
- マロンペーストの洋酒がきつめ
- 全体的に生クリームが多い

確かにアンジェリーナに通じているので好きな味ではあったが、マロンペーストが少ないのが気になった。つまりミルクっぽい味の生クリームが全体的に多く占めているばかり、もはやモンブランではなく生クリーム主体のミルクのケーキを食べているかのようであった。

結論:アンジェリーナのあのサイズとマロンペーストと生クリームのバランスが最高である。


以上、アンジェリーナモンブラン至上主義の友人より

the real face

レモンクリーム(ムースか?)は爽やかなヨーグルトみたいな酸味。
野苺とバナナのジュレはお互いの酸味がうまく合わさっており、始めは苺の香りと酸味、後にはバナナの酸味と微かな甘味が残る。
中のレモンのビスキュイはしっとりしていて、底のサブレはザクザク。
飾られた苺が養分を吸い取られたかのように味がスカスカだったのには驚いたけど、全体的に好きな感じであった。
というより、やけに素直な味というべきか。
いつもエルメの奇抜さについてけないんだが、今回はしっかり追いつけている。
なんだ、こんな素直なケーキもあるんじゃん。

とふと、レシートを何気なく眺めると、


あぁなんて素直で可愛い娘なんだろうと、楽しく会話し徐々に好意を持ち始めた矢先、
いきなりその娘は手のひらを返したようにに態度を変え「あなたのような低身長低学歴低収入では私に不釣合い」と面罵されたかのような、


そんな価格設定800円。


ふん、そんな男を望むだけの器量がお前にあるのか?と心で言い返してみる。

2005年10月07日

誰にも言えない

丸ごとりんご。

かと思いきや、薄くスライスしたものを丁寧に重ねている。
フォークを刺すまでわからなかったよ。
りんごの爽やかな酸味がメインとなり、キャラメルの風味は弱い。
土台はパイ生地。
カスタードクリームを塗って直接りんごが当たらない様になっているが、
残念ながら少しふやけてしまっている。

味よりも、りんごのカモフラージュの方が印象的。
そのテクニック、私にも出来るかな。

2005年10月06日

暗くなるまで待って

パークハイアット東京41階ピークラウンジ。
今なら、世界中から注目を集めているパティシエ、セバスチャン・ゴダール氏のデザートが堪能できる。
わずか10日間だけ、という時間もシチュエーションも贅沢な企画。

明るい雰囲気も捨てがたいが、どうせなら夜景と共に楽しみたい。
仕事も早く終わったし、今夜は雨も降らない。
混み始めるまでゆっくりできるだろう。

席に通され、メニューを広げる。
セットものは食べきれないと確信し、アラカルトを頼むことにした。
6種類の中から選んだのは、「バブル・ショコラ」。
こちらにも載っているが、革新的と言われている割にはシンプルなケーキだ。
少し酸味のあるブラックチョコレートムースの中にプラリネクリーム。土台はサブレ。
滑らかなムースなのに、フォークを入れても崩れない。スーッと切れる。
サブレは、フォークで切っても砕け散らない。
ボロボロにならないが、もう少しザクッとしている方が私は好きだ。
岩塩を使ったというプラリネクリームは、程良いしょっぱさが美味しい。
ムースの比率に対してわずかな量しか入っていなかったが、その塩加減からするとこれがベストなのだろう。
甘・苦・酸・と異なる味を、プラリネクリームが見事に纏めている。
顔はともかく、その才能は惚れるに十分値するものとみた。

奥に見えるのは、ミント(多分)キャンディーをチョコレートでコーティングしたものとクッキー。
ほんのりとした清涼感とサクサクッとしたクッキーは、口直しといえどもレベル高し。

果てしなく広がる煌きも最高のデザート。
こんな幸せある?

ひとつ朗報。
当初ピークラウンジのみだったアラカルト。
期間中、2階のペストリーブティックでも買えるようになった。
イートインよりもお手頃価格で、6種類が日替わりで並ぶそう。
夜の部は堪能したので昼の部も・・・と思っていたのだが、
風邪が悪化しそうなので我が家で楽しむべく買ってきた。
地上1階からの眺めと共に食べるつもり。

2005年10月03日

やれば出来るじゃん

マ・パティスリーに10/4まで出店中。
急に予定が変わった為、デジカメが無く携帯で撮影。

チョコレートムースとブラウニーの層を、チョコレートでグラッサージュ。
その上に金箔を貼ったビターチョコレートをのせる、というエルメにしてはストレートなケーキ。
無駄なひねりが無いからいい。

濃厚な甘さと、ムースとブラウニーの異なる食感。
甘い、といってもビターチョコレートを使っているから甘過ぎることはない。
同じチョコレートケーキでも「プレジール・シュクレ」より断然好み。
エルメもこんなケーキ作れるんだね。

でも大きいから、途中でまたお腹がいっぱいになってしまった。
美味しいからもっと食べたいんだけど、もう一欠片も入らない状態。
少し休んで少し食べる、を繰り返す。
インターバル入れると美味しさが半減するような気が・・・
ハーフサイズ希望。

ウォーキン・オン・サンデー

日曜日午後6時。
仕事が終わり、歩いてパークハイアット東京へ。
新宿駅に行くよりも近い。

シンプルなケーキが食べたくて選んだ「フロマージュロールケーキ」。
スポンジのキメの粗さが少し気になるが、意外にもパサつきはなし。
しっとりしているものの、やはりふんわり感に欠ける。
表面はあっさりとした生クリームで、チーズは中のクリームに使われているが、その量が少ない為チーズの風味はあまり感じられない。
フルーツは、フランボワーズとブルーベリーのみ。
あれこれ使うよりも、チーズクリームに足りない酸味を補うにはこれで十分。
ビジュアル的にも使われる色の数が抑えられるから、大人っぽいロールケーキになるしね。

今いちばん気になるところがあるのだが、それはまた今度。

温かさに触れる

リンクしているrealさんのとこにて、土日限定であの幻とされていた「クープグラス」が食べられるとの情報。“金子さん狂い”のゆう氏の鶴の一声ってやつで早々に日程が決まる!
そして今回は予てから情報を提供してもらっていたたッちん。さんもご一緒に。
甘狂以外の方とお会いするのは初めてである。

ゆうたんとたッちんさんの2人に「クープグラス」を譲り、もうひとつのイートイン限定である「リンツァー風サブレで包んで焼いたタタン風いちじく 香りをつけた赤ワインのグラニテ」にする。このデザートも「クープグラス」同様、冷たいものと温かいものの組み合わせ。

「リンツァー風サブレで包んで焼いたタタン風いちじく」は軽く温まっている状態で登場。
サブレのザクザクとした外側の生地と、よく煮込んであるタタン風いちじくとの対比がいい。
いちじくにおいては、味は確かにいちじくなのに、食感は本当にいちじくなのか?と疑いたくなるほどの軟らかさ。ときどき感じるプチプチした種で、あ、いちじくなんだね、と気付かされるくらいなのだ。
——確かに軟らかいのだが、それは軟らかいの一言で済まされるものではなくて、グニャンとしたある程度歯応えも兼ね備えた軟らかさ、と言った方が正しいだろうか。これ表現が難しい。

そして全体に香るシナモンがまた良くてどんどんフォークが進んでしまう。
上品な甘さだったため、添えられた生クリームはあまり利用することなく食べ終わってしまった。そのままでも十分美味しい。
もちろん生クリーム好きなので生クリームもそのままで食べたけど。

赤ワインのグラニテは、かなり赤ワイン、というか赤ワインそのもの?とも思えるくらい。
自分には少しキツかったので半分食べてあとはたッちんさんに差し上げた。
たッちんさんに感想をもらったところ、「苦味が効いて大人の味だった」とのこと。
どうやら「クープグラス」のインパクトが強かったらしくあまり覚えていないようで…。

ゆうたんの言ってた良い意味での“いじわるさ”ってやつを感じたかも。
イチジク嫌い、赤ワイン嫌いのゆうたんにとっては本当にいじわるなデザートだけどさ。笑


このデザートに関して詳しいレポがリンクしているさわさんとこにあったのでリンクさせてもらうことに。さすが、本格派のさわさん、かなり詳しい!