珈琲はささやく
「クープグラス」の恩恵を受けた「ポーカプチーノ」のセカンドエディション。
そんな位置付けになりそうなコーヒー主体のケーキ「イザベラ」。
タルトを土台にヘーゼルナッツ入りコーヒーガナッシュ、コーヒーシャンティ、コーヒー風味のメレンゲ。カットされ散りばめられたヘーゼルナッツは今やパリセヴェイユの必須アイテム。
コーヒーのガナッシュは口の中でゆっくりと溶け、カカオとコーヒーの香りを徐々に広げていく。ガナッシュの甘さが抑えられているので、その香りや苦味を一口一口ゆっくりと味わうことができる。中にあるヘーゼルナッツの食感と香ばしさを楽しみながら。
こういうガナッシュはさすがパリセヴェイユだな~って感心させられる。
コーヒーシャンティはあんまり覚えていないが、メレンゲは反対に甘いコーヒー味なので、時折これをかじって優しい甘さを。
ところで“イザベラ”って名前が活発で才気ある女性って感じ。勝手なイメージだけど。
ケーキの名前を考えるときとはどんな心境なのだろう。名前と値段を決められた後、そのケーキはショーケースに並べられ人々にさらされる。もちろん売れると確信したうえで売り出すのだろうが、その売り出されたケーキを審査するのは我々消費者。当然売れないものは淘汰され消えてゆく運命。
となると、こういう人の名前を用いている場合って特に覚悟がいりそうな気がする。
それだけ愛着が湧くだろうから。