今年は何年かぶりにクリスマスケーキを予約した。
実家にいた頃は日常的にケーキを食べていたせいか特別感がなく、クリスマスケーキにさほど関心がなかった。
でも、今年は違う。
大好きなパリセヴェイユでクリスマス限定のショートケーキが販売される、と聞いて速攻電話予約。
どれほどこの日を楽しみにしていただろうか。
サンプル画像が無くどんなものかわからないまま予約したので不安だったが、当日ショーケースに並ぶケーキを見てホッとした。
安っぽいサンタなどどこにも居らず、クリームとフルーツだけのシンプルなデコレーション。
普段生クリームには興味ないけど、この日だけは別。
早く早く食べたい。
夜になっていよいよケーキを食べる時が来た。
12cmサイズを4等分するから物足りないかな、と思ったけれど意外とボリュームがある。
上にのっているフルーツもピッタリ4等分。
葉っぱのような羽のようなホワイトチョコは、ホワイトチョコ大好きな人へ丸ごとあげる。
フランボワーズ・ブルーベリーは瑞々しく、アプリコットのシロップ漬けは果肉が厚い。
スポンジの間には生クリームとカスタードクリームを挟み、大き目の苺が均等に置かれている。
ケーキの周りの生クリームには粉砂糖が振り掛けられ、深々と降り積もる雪のよう。
期待のひと口目、ふた口目と続く内に誰も何も言わなくなる。
ここは意を決して私が皆の心の内を代弁しよう。
「味、薄いよね?」
この前に濃厚なもの(後出予定)を食べた分を差し引いても、すごくあっさりしている。
生クリームだけ食べてみても、甘さ控え目でもお釣りが来るほど甘さがない。
スポンジもふんわり感に欠ける。
甘さに期待は出来ん、と早々に見切りをつけてフルーツの甘酸っぱさに縋りついた。
食べる順番を間違えたのか?
信じたくないけどこれが現実。
普通のケーキと違って、クリスマスケーキが失敗だとかなり尾をひくなあ。
クリスマスケーキとはまた疎遠になりそうだ。