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2005年12月31日

狂い納め

halfapersonさんのケーキ日記で拝見して興味のあった「カルバドス」。

たっぷりとあるカルバドス風味のメレンゲの中に、ソテーされたリンゴのスライスが隠れている。
カルバドスは控えめだが私にはこれで丁度いい。
シャキッとしたリンゴとふんわりメレンゲで終わりかと思いきや、真ん中にはサワークリームとアプリコットのソースが。
メレンゲで甘くなった舌に、爽やかな酸味が心地いい。
タルト生地はバターをふんだんに使っていて、しっかり焼き上げられている。


甘狂を訪れてくれた全ての方々に。
一年間どうもありがとうございました。
昨年よりスローペースになった為、狂いっぷりを発揮できなかったにも拘らず、遊びにいらしてくださったことに感謝します。
来年もどうぞよろしくお願いします。

最短記録

年内最後のケーキは苺屋で。
あのお店にもこのお店にもまだ行っていない、と色々考えてみても時間的に無理。
ここは潔く来年に回そう。
自由に使える日があと一日あれば・・・

苺屋は駅から近い。徒歩30秒。
小さいお店だけど、訪れる人が後を絶たない。

「ガトーショコラ」はビターチョコレートのスポンジとバニラクリームを重ねたもの。
意外にも洋酒が効いている。
チョコレートの風味もバニラクリームも甘さ控えめで、そのシンプルさがいい。
スポンジとクリームがスライドしやすいので気をつけて。

改札を出て店内であれこれ悩んで買ってまた駅に戻るまで、所要時間約15分。
寒い日暑い日にはうってつけのお店である。

恋敵

前々から予約していた大本命だけでは足りないと思い、当日急遽追加したクリスマスケーキ。
名前は違うが、「マジェスティック」のクリスマスバージョンだろう。

ミルクチョコレートムースの中には、フランボワーズジュレとピスタチオムース、フィヤンティーヌ、ショコラビスキュイ。
グラッサージュショコラがたっぷりとかけられている。
チョコレートムースとフランボワーズ、ピスタチオの組み合わせはよくあるが、これは抜きんでて美味しいと思った。
イデミスギノの「アンブロワジー」にライバル出現か。

ミルクチョコレートムースのシンプルな甘さに対して、グラッサージュショコラはビターならではの苦味と酸味が効いている。
異なる味同士なのに、一緒に食べてもぶつからない。お互いがそれぞれの魅力を引き立てあっている。
チョコレートのせいなのかピスタチオの風味がそれほど感じられなかったが、ピスタチオがあまり好きじゃないのでむしろ好都合。

チョコとフランボワーズの組み合わせも苦手なのだが、これは違った。
切り分けるとフランボワーズジュレがとろんと出てくるのだが、深紅に近い色のジュレがとても綺麗。
勿論甘酸っぱいのだが、それに負けないくらいチョコが力強い為バランスが丁度いい。
ムースやジュレのソフトな食感だけではなく、ザクザクと香ばしいフィヤンティーヌも楽しい。

「アンブロワジー」もそうだけど、私の中では「ムッシュアルノー」のライバルとしておく。

2005年12月29日

聖なる夜に失ったもの

今年は何年かぶりにクリスマスケーキを予約した。
実家にいた頃は日常的にケーキを食べていたせいか特別感がなく、クリスマスケーキにさほど関心がなかった。
でも、今年は違う。
大好きなパリセヴェイユでクリスマス限定のショートケーキが販売される、と聞いて速攻電話予約。
どれほどこの日を楽しみにしていただろうか。

サンプル画像が無くどんなものかわからないまま予約したので不安だったが、当日ショーケースに並ぶケーキを見てホッとした。
安っぽいサンタなどどこにも居らず、クリームとフルーツだけのシンプルなデコレーション。
普段生クリームには興味ないけど、この日だけは別。
早く早く食べたい。

夜になっていよいよケーキを食べる時が来た。
12cmサイズを4等分するから物足りないかな、と思ったけれど意外とボリュームがある。
上にのっているフルーツもピッタリ4等分。
葉っぱのような羽のようなホワイトチョコは、ホワイトチョコ大好きな人へ丸ごとあげる。
フランボワーズ・ブルーベリーは瑞々しく、アプリコットのシロップ漬けは果肉が厚い。
スポンジの間には生クリームとカスタードクリームを挟み、大き目の苺が均等に置かれている。
ケーキの周りの生クリームには粉砂糖が振り掛けられ、深々と降り積もる雪のよう。

期待のひと口目、ふた口目と続く内に誰も何も言わなくなる。
ここは意を決して私が皆の心の内を代弁しよう。

「味、薄いよね?」

この前に濃厚なもの(後出予定)を食べた分を差し引いても、すごくあっさりしている。
生クリームだけ食べてみても、甘さ控え目でもお釣りが来るほど甘さがない。
スポンジもふんわり感に欠ける。
甘さに期待は出来ん、と早々に見切りをつけてフルーツの甘酸っぱさに縋りついた。
食べる順番を間違えたのか?
信じたくないけどこれが現実。

普通のケーキと違って、クリスマスケーキが失敗だとかなり尾をひくなあ。
クリスマスケーキとはまた疎遠になりそうだ。

2005年12月26日

More more

コーヒーとキャラメルのムースの組み合わせ。
コーヒーのムースは苦味や酸味が目立つ。コーヒーものはこうでなくてはならない。
下のキャラメルのムースはまろやかな甘さも持ちつつもしっかりほろ苦さも感じる。
異なる苦さが良い具合に合わさっている感じ。
ムースはもう今更言うまでも無いが、この苦さや甘さのバランスはさすがだなと思ってしまう。

最近思うのだがどんどん甘味以外の苦味や酸味の度合いが重要になってきている。
しかもその苦味や酸味のキツさは限界ギリギリのところだとなお良いらしい。
イデミスギノはギリギリの線のケーキが多いように思える。洋酒の使い方など。
普通のケーキじゃ物足りない、という人には物足りるケーキがここにはありそうな感じだ。

…いや、果たしてそうだろうか。
このまま満足のままでいられるだろうか。
ふと、恐ろしくなることがある。

つける香水がどんどんきつくなる様に、

ケーキの苦味や酸味を追い求めているうちに、
鼻や舌が麻痺してきて「物足りない!!」となってくるのではないか、

ブラックコーヒー味のみとか、キャラメルの焦げの部分しか食べないとか、
酸味を補う為に酢をかけたりとか、塩分が足りないって塩をかけたりとか、
刺激を求めてタバスコかけたりとか、歯応えを求めてカチンコチンに凍らせたりとか、
それに飽きてケーキを溶かして液状にしたりとか、どうにかして気体化させたりとか、、
でもやっぱり甘いもの好きが根底にあるから足りない砂糖を皿に盛って、ガツガツ食べだすんじゃないかって。


味覚障害ってもんじゃない、病人、いや狂人。
甘狂の行く末が怖いよ・・・

杏の花

あんずがたくさん乗っていたので購入。
パートシュクレにクレームダマンド、カットされたあんずというシンプルな構成。
タルトはサクサクだし、あんずもマッチ。

普通に旨い。

2005年12月24日

焦らされた後

寒波に耐えてやってきた久しぶりのサダハルアオキ。
マットな装いのこのケーキが食べたい!しかしイートインできないケーキ。
イートイン予定だったが、持ち帰る羽目になる。
なんとも、中が凍っているらしく食べる前の30分以上は常温に晒さなければならないとか。

冷蔵庫から取り出した瞬間にフォークを刺したい衝動に駆られるところを、絶妙な口溶け状態に戻す為に、より美味しさを得る為に、そこは我慢し放置。
主人に飯を与えられたのに、突然手のひらを前に「待て」と命じられ目を潤む仔犬のように。
「まだ」「もうちょっと」「ダメ」とその都度彼女に交わされ焦らされるように。
オアズケにされた後に得られたもの方が普通に得られるものより喜びや興奮が何倍にも膨れ上がるもの。またオアズケ状態ってそんなに悪くないものだし。むしろ楽しいし。
チョコレートを食べる前に常温に戻すっていうプロセスがそんな心理状態にさせられる。

そろそろ良いだろうと、フォークを入れるがめちゃめちゃ硬。
ガセビアの沼のようにゆっくりと沈んでいく感じ、フォークからその密度の高さを感じる。
まだ戻し足りないのだろうか、まだオアズケ状態は開放してならないのか。
だがもう30分以上は経っている、こういう硬さなのかもしれないと、一抹の不安を抱えながらも勝手に結論づけて口に入れた。が、不安は的中したらしい。

歯にねっとりと絡むのにボソボソとしているこの食感に戸惑い、あとから広がる何だかわからないスパイシーな風味でますます困惑する。硬さ云々ではなく、味にである。
でもそんな惑いを打ち消すべく中央に何かあるかもね!と期待を寄せ奥へ進むが、進むが、何も変わりがなく、ひたすらこの困惑のみ。次第に困惑は失敗したという確信へつながる。

期待がより大きいものとなっていただけに、不満の度合いもより大きいものとなった。

2005年12月22日

軌道修正の時期

15時過ぎのイデミのショーケースはもうスッカラカン。
残り物の中で、唯一食べてないものと選んだのがこのタルト。

イデミならではのフィナンシェのような形のタルトは、その薄さからは想像できないくらいの十分なオレンジのクリームとオレンジのジュレが入る。
表面はキャラメリゼが施されフルーツが彩る。

タルトが非常に薄くしっかりした作り。
「プロヴァンス」と同様、こちらも当たりだった。
イデミのフィナンシェ型タルト、これからは迷わず選ぼうかな。

つーか当たりでなかったのはジャムだ。
勢いあまって2瓶も購入してしまった。
しかも2瓶とも好みに合わず失敗。
どちらも香辛料系という独特なもので、風味がきつくてきつくて…。
シンプルなものが良いと常々思っていても、ついつい珍しいものに手が伸びてしまう。

良くない傾向だ。

2005年12月19日

順番間違えた

チョコ好きのくせに今更ながらのドルチェファブリガ。
こちらで使われているチョコレートはアメディのもの。
タブレットは昨年のバレンタインで既に経験済みだったが、ケーキは初めて。
今回は「チョコラータ」を。
チョコレートのロマネコンティとも称されるアメディのチョコを楽しむには、シンプルな方がいい。

クラシックショコラのような生地に使われているのは、最高級カカオのチュアオ。
なんでもアメディがこの品種の独占購買権利を持っているらしい。
つまりアメディでしか味わえない味。
ひと口食べると、フルーティーな香りと酸味が広がる。
酸味といってもケーキだからなのか、思っていたよりもマイルドなので食べやすい。
これだけならヴァローナのマンジャリよりも好みである。
甘さ控えめなのも、チョコレートの個性を活かすためなのだろうか。
後からじんわりとくる甘さが、酸味と一体になり綺麗にまとめてくれる。
これは是非タブレットで食べてみたい。

最初にクラシックショコラのような生地と書いたが、フォークを刺すとなんとなくジュワッと染み出てくるような感触。
私の苦手なシロップ漬しまくりの生地だったらどうしよう、と一瞬ドキドキしたがなにも出てこなくてよかった。
しっとりとした生地だったし、チョコレートがふんだんに使われているってこと?

美味しく満足したケーキなのに、★ひとつ。
その前にデル レイのチョコレートを食べてしまったので。
値段を見ずに次々とチョコレートを選んでいくはやりんの男気には惚れたね。笑
でもドルチェファブリガにはまだまだ気になるケーキがあるし、デパートだからお正月も営業しているし。
お正月ケーキの候補に入れておこう。

2005年12月17日

浦安は遠い

浦安にいるネズミより、断然こっちの方が可愛い。

スウリーとはフランス語でハツカネズミのこと。
掌に乗せるとずっしりと重く、シュークリームにしては大きい。

まず頭をひと口。
ザクッとしっかり焼きあがったシュー皮が香ばしい。
それに続いてカスタードクリームの甘さが続く。
もったりとしているが滑らかなクリームはコクがある。
シュー皮全体にアイシングがされているのに、クリームと一緒に食べても甘すぎて嫌になることはない。
受け継がれる伝統、とはこういうことなのか。
甘さを抑え軽い仕上がりが好まれるが、基本となるものはいつの時代でも美味しいと感じる。
頭から尻尾まであっという間に無くなった。

浦安に行かなくても、可愛いネズミに会えるのだ。

2005年12月11日

確かなもの

アルカイクの素晴らしさを教えてくれたのが、この「アルカイク」。
以前食べて以来すっかり虜に。
嬉しいことに見栄えも良くなってる(笑)

高さが出た以外、変わったところは無い。
というより、変わらないのが素晴らしい。
しっとりとコクのあるアーモンド生地。周りのナッツのせいかひと口ごとに風味が増す。
アプリコットコンフィとプラリネクリームも、決して特別な素材ではないが、出来上がりの美味しさは想像以上。
これはきっとここでしか出会えない味。

やっぱり好き、と改めて思う。
これだけは譲れない。

2005年12月08日

ショウジョノユメ

ルコントというお店の存在をはじめて知ったのは、私が高校生の時だった。
敬愛する岡崎京子の『pink』という作品の台詞で出てきたのだ。
主人公(ワニを飼うOL兼ホテトル嬢)の所へ遊びに行く為に、腹違いの妹(小学生)がルコントのケーキを手土産に真夜中タクシーで駆けつける場面がある。
そのシチュエーションが印象的で、いつかワニを飼うこととルコントのケーキを食べること、を当面の目標にしていた16才。

時々ショーケースを覗くことはあったが、買うのは今回が初めて。
本場フランス菓子を日本に普及させたアンドレ・ルコント氏の想いを汲み、伝統的なケーキが並んでいる。
洗練とは対極のそのクラシカルさ故、憧れている割には今まで買うのを躊躇っていたのだ。
その雰囲気にふさわしく、深い色合いに魅せられたのがこの「タルトタタン」。

酸味のある林檎は、ジャムのようにとろける直前まで煮込まれたものと、適度な歯応えを残したもの。
2種類の食感があるから、どこから食べてもどこまで食べても新鮮な感じ。
キャラメルの苦さも、見た目通りかなり強い。
なかでも表面は厚くなっており、まるで琥珀のようで本当に綺麗。
音をたてて割れる琥珀は、期待を裏切らず苦味が効いている。
その琥珀を少し残して最後のお楽しみとして食べたら・・・うっとり。
キャラメリゼ好きの方は是非お試しあれ。

土台はパイ生地だが、敷かれている部分は層が少なく周りは逆に厚い。
メインがこれだけ美味しいので、あえてパイを薄くしているのだろうか?
その薄さのせいかサクサク感がなく、林檎と一体になっていたのが残念。
厚い部分はザックリと焼き上げられていて、トロトロになった林檎と相性がいい。

こんなに美味しいものがルコントにあるなんて!
『pink』では、家に持ちこんだ仕事で追われているのに、ルコントのケーキがお土産だとわかった途端妹が来るのを楽しみに待っている。
わかるなー。
大分時間はかかってしまったけれど、ようやく目標達成したよ。
(因みにワニを飼う夢は今は無い。当たり前だ)

2005年12月04日

黄玉

タカシマヤで出店していたアルカイクではあまり満足行くケーキを食べることができなかったために、結局本店行きとなる。
下記の「ポンムカネル」レポートに感化されたのは言うまでも無い。(勝手にリンク)

 ・A LA CARTE のさわさん
 ・パンとスイーツと音楽の日々 のリリーさん
 ・超甘党な日記 のrealさん
 ・Sweet Memory のプンクさん
 ・SWEETSHOLIC のsweets-holicさん

見よこの光沢、まるで宝石。

この見た目ですぐに分かるくらいのりんご主役のストレートな構成。
角切りのりんごや薄切りりんごではなく、切り応えの感じられる“まるごと”のりんごを求めていたのでこれは絶対に好みだと踏んでた。しかもカネル(シナモン)である。
すんなりお店に着かなかった為、これだけはと、途中お取り置きの連絡をしたくらい。
そりゃ目は血走るさ。

フォークを縦にしてざっくり切り分ける、しっかり煮込まれてるが“まるごと”なのでこの程よい抵抗感がまたたまらん。
ふーむ、りんごの重さで転がるのを期待したのだが、なかなか転ばない。
あまりりんごが大きくないのだな。ではタルト部分を少し削り、、、
「ほら転べ、コテンと転べ…」とフォークで強く突付いたら転んでくれた。笑

タルトはしっとりしていてりんごとうまくマッチしている。
クルミの食感とシナモンの風味に誘われどんどんいけてしまうよ。
マジで旨い。

財布を落としたという悲しみもこの「ポンムカネル」を思い出すと少しだけ紛れる。気がする。
幸い現金は1,000円未満(恥)だったが、財布自体が・・・。
5にハワイで買ってきてもらった奴だったのによーまだ半年も使用してないし、ぜんぜん減価償却しきってないし。
ゆうたんに報告したら「ケーキ買えないね」

そ、そういう問題?そういう問題か。。。

正面衝突

たッちんさんところとは名前は同じだが全く別物である。

表面がキャラメリゼされたコーヒーのムースにココナッツ風味のクリームの組み合わせ。
中にカットしたバナナが2つくらい入っていたかな。
土台は薄くサクサクのタルト。

コーヒーのムースはなかなかの苦さで旨い。
しかしなんだかキャラメリゼとコーヒーがぶつかる印象。
キャラメルとコーヒーといえば、スタバのキャラメルマキアートは好きだけど(全く違うって?)固体同士だからぶつかる印象をうけたのだろうか。
だがやはり続くココナッツ風味のクリームにも衝突。そしてバナナにも衝突。
コーヒームースが行く手行く手で正面衝突をし、どんどん故障していく。

しかし、タルトの焼き込み具合が良く旨いというのには納得。

故障しながらも、土台はしっかりしていたのでなんとか走り続けることができた。

2005年12月03日

触ってホッとする

松之助、こんなにアップルパイが豊富だとは知らなかった。
そりゃアップルパイ狂いなものでテンションあがる。

アップルパイ一つにしても種類がいろいろあるんだな。
シンプルなものが食べたかったので、これに。

種類ごとに生地も変えているらしい。
特徴は薄切りにしたりんごを幾重にも重ねていること。
まるでりんごもミルフィーユ。
そのためフォークでさっくり切ることができる。
個人的にはもっとりんごりんごしたのが好きだけど。

全てりんごは紅玉を使用とのこと。酸味がよく効いていて旨い。
“温かくて酸っぱい”がいいね。サワー&ホット

ショーケースの上に何やら赤い瓶が。
気づけばお会計に含まれていた。

この条件反射、こわっ。

(注:もちろんジャム)

2005年12月01日

プロが作る家庭の味

2種類のチョコレートクリームを使ったケーキ。

ビターとスイート。
味の違いはわかるが、クリームそのものがお手軽っぽい。
奥行きがないというか・・・
ナイフを軽く押し当てた途端、ケーキが潰れクリームが左右からはみ出してしまった。
上の部分が少し硬めだったのもあるが、クリームがやわすぎる。
最後までケーキを潰しながら、クリーム別添え状態で食べる破目に。
食べにくいことこのうえない。
茶色は茶色でも、ここはやはり焼き込んだケーキで。

パンやら何やら追加して、イートイン代も含めて約7000円。
私ひとりで5000円(交通費除く)近く使ったことになる。
ケーキ屋ではありえないほどレシートが長かった。

惚れた弱み

アルカイクへ行ってきた。
地図を忘れ、道を間違え、新宿を出てから2時間。やっと着いたよ。

イートインとテイクアウト、あれもこれも欲しくなってちょっと落ち着かない。
とりあえず決まっているものを先に選んで、後でまた追加しよう。
「フロマージュクリュ」を頼んだら、はやりんに珍しいねと言われた。
チーズケーキは大好きだけどあまり頼まないからかな。
その台詞、私がモンブランを買ったら言ってくれ。

サブレ生地の上にチーズクリームがたっぷり。
その間には、フランボワーズソースが薄く塗られている。
滑らかでねっとりとした食感は私好み。
酸味が効いていたので思ったよりさっぱりとしているが、もっとチーズチーズしていた方が私は好きだ。
いや、これもかなり濃厚だが、クリームチーズのブロックをカステラのように厚く切る者からすれば、ってことで。
そのせいかフランボワーズの風味はほとんどわからず。
サクサクしたサブレ生地で、焼き菓子を得意とする高野氏の才能を実感。

このチーズケーキは美味しいと思う。
でも、こちらの焼き菓子に惚れてしまったからにはどうしてもそっちを優先したい。